血液検査のHtとは「ヘマトクリット」と読み、血液中の血球の割合を測る数値のことです。Htは、血液検査の中でも貧血検査の時に深く関わってきます。血液から殆んどの病気がわかる時代になりました。
血液検査で貧血を調べるためにはHtの他にRBCという「赤血球数」と、Hbという「ヘモグロビン」の数値も関係してきます。RBCの数値が低いと貧血です。また、Hbの数値が低くても貧血と言えます。ただし、妊娠中の方や高齢の方も血液検査でHbが低くなることがあります。それから、RBCが低いと、貧血の中でも「鉄欠乏性貧血」や「再生不良性貧血」など、様々な貧血の種類が考えられます。
一方、血液検査でHtの数値が高い場合は多血症と言えます。しかし、生理前の女性が血液検査を受けてもHtの数値が高くなることがあります。この場合は問題ありません。また、血液検査でHtの数値が高いと、日射病や熱射病による脱水症状を起こしている可能性も考えられます。
それから、心がける点としては、血液検査でHtの数値を見る場合、一緒にHbの数値も見るようにしましょう。Htは血球の割合を調べるためのもののため、Htが減れば、当然、Hbのヘモグロビンも減ることになるからです。
お奨め商品はこちらから↓↓
血液検査を行って結果を見ても、結果の見方が分からなければ血液がどんな状態であるのか確認することはできません。しかし、血液検査で各項目の基準値を上回っていたり下回っていたりすれば、アスタリスクマークが付くため、異常がある項目は誰でも分かるはずです。逆に言えば、血液検査結果にアスタリスクマークが付いていなければ、正常値であったと言えるわけです。
血液検査を行うことで貧血や高血圧、肝臓に問題が起きているかどうかなど、様々な体の異常を発見することができます。例えば、血液検査で高血圧かどうかを判断するには、血小板の項目を見ます。血小板が基準値より高いと高血圧の可能性があります。一方、肝臓が悪いと、血液検査の肝機能の項目の数値が基準値より高くなることがあります。
特に女性は貧血気味の方が多いため、常日頃から血液検査でHtやHb、それから、RBCの数値を気にかけておく必要があります。女性は毎月、生理で少しずつ血が失われてしまうため、どうしても貧血気味になってしまうのです。血液検査は、毎年、区や市などで行われる無料の検診に必ず入っている検査項目ですので、最低でも一年に一回は受けておきましょう。
血液検査でHtやHb、それから、RBCなどの項目から貧血かどうかを自分でも知ることはできますが、血液検査には他にも様々な項目が設けられています。例えば、CRP(C−リアクディブ・プロテイン)は、正常な血液の方であれば、ほとんど見られないたんぱく質の一種です。血液検査でCRPの数値が高いと何らかの炎症を起こしている可能性があります。
また、同じように、炎症を起こしているかどうかを知るには、白血球の数値にも関わりがあります。血液検査の白血球数(WBC)の値が高いと感染症や炎症を起こしている可能性があるのです。しかし、ストレスがかかっている場合にもWBCの数値が高くなることがあります。
それから、血液検査のMCVは平均赤血球容積のことで、MCHは平均赤血球ヘモグロビン量、そして、MCHCは平均赤血球ヘモグロビン濃度のことを表し、血液検査に欠かせない項目です。
そして、血液検査でLDHという乳酸脱水素酵素の数値が高い場合は心疾患や肝障害などが疑われることになり、ALPという「アルカリホスファターゼ」からは、悪性腫瘍や骨疾患などを血液検査結果から知ることができます。